アメリカの巨大財閥 J.P.モルガン 2
2019年01月02日

タイタニック号の運航会社のオーナーはモルガン一族だった。
救命ボートの不足、金持ちの救助を優先した疑い、巨額の保険金もかけていた事も
人々の怒りを買った。
しかし、モルガンは動じない。アメリカ経済の影の支配者だったからだ。
あらゆる企業がJ.P.モルガンの投資で巨大化していた。
鉄道会社、家電メーカー GE(エジソン)、通信会社 AT&T(ベル)、
高級自動車会社 GM、製鉄会社 U.S.スチール等、
アメリカの基盤を作った企業は皆、モルガンの顧客だった。
楯突く者などいなかった。
「私の務める特殊な職は、私の知る限り、世界中で一番面白い。
どこの国王、教皇、首相になるよりも ずっと楽しい。
なぜなら、誰も私をそこから追い出せないし、
私も信念を曲げる必要がいささかもないからだ。」
(J.P.モルガン jr の談話より)
(つづく)
引用:NHKスペシャル 新映像の世紀
Posted by sou_L at 21:48│Comments(0)
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